の多くを輸入に依存したければならないことなどがあげられ、また、工業製品の多くは国内市場向けであり、国際競争力を得るまでに至っていない。
主要工業としては、鉄鋼業、自動車組立業、繊維・皮革工業、非金属鉱物工業(セメント、コンクリート製品など建築用材料、ガラス、陶磁器など)、石油精製、化学工業(肥料、塗料、化粧品、薬品、殺虫剤、除草剤、石けん、マッチ、グリセリン、プラスチック製品など)、機械・電気機器製造業、電力(輸入原油を節減するため、水力発電および自国産の豊富な石炭と天然ガスによる火力発電)などのほか、アルミ精錬業(日本とオーストラリア各50%資本による大規模なアルミ工業。所在地は南島のブラフで年間生産能力25万トン。オーストラリアから輸入するアルミナ鉱をアルミ地金に精錬し、その全製品の50%を日本に輸出している)などがある。
主要工業生産高実績
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